株式会社シーザートレーディング
TEL.042-480-2222 (営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12
MAKER | ROLLS-ROYCE |
MODEL | SILVER SPUR |
YEAR | 1988' |
EXTERIOR | WHITE (ホワイト) |
INTERIOR | Red- Leather (レッド・レザー) |
PRICE \¥ | ASK |
MILEAGE | 45.300km |
AMMENITIES | ディーラー車 左ハンドル V8 OHV 6.75L ハンドビルド・エンジン 全長:538cm 全幅:189cm 全高:148cm 重量:2240kg 定員:5人 *装備: パワステ、パワーウインド、Fパワーシート、メモリーシート(4人分)、 オートエアコン、バニティミラー、オーディオ(CD)、ムートンマット一式 他フル装備 ・「SPUR U」エンブレム ・「SPUR U」ホイール(中がアルミ) ・「SPUR U」ステアリング ・リア・カーテン 内外装機関共に稀に見る超極上車! 車検:平成32年 2月27日 |
COMMENT | 「シルバー・スパー」 解説: 「シルバーシャドウ」の後継モデルとして1980年に登場した通称「SZ系」モデル。 当個体は、ロング・ホイール(10cm)版「スパー」。 1998年登場の「シルバーセラフ」にバトンを渡すまで、長きに渡り生産されたロング セラーモデルである。 *「スパー」は、国内では、98年まで(世界で2000年まで生産) 「スピリット」は、国内では、96年まで(世界では1997年まで) 今回は、88’モデルとして世界的に観ても「奇跡の1台」であるから、 解説を「シリーズ1」=「80年〜89年」に絞ろう。 まず、「シリーズ1」サルーン・モデルに乗るなら、 シリアルナンバー: 20001〜 が お薦めだ。 それは、= 1987年〜89年モデル ということになる。 その心は・・ 単純、、、それ以前モデルは、「キャブ」車だから。 2万台シリアルから「インジェクション」となる。 ボッシュの「Kジェトロ」だ。 北米仕様などは、81年位から採用されていたが、87年〜は標準装着となる。 例のごとく、毎年 こっそり改良を加える大将(ロールス社)のことだから、年式は 新しいほど安心感がある。 2ドア・モデルであれば、「キャブ」は楽しめる、、が、 4ドア・サルーンでは、「インジェクション」の方が好い。 何も考えなくて良いから。 更に 87’には、内装デザインの変更など この87’〜89’年モデルには、他にも、メリット、、セールス・ポイントがある。 90年〜に採用される「インフォメーション・パネル」=「自己診察機能つき」= 「ボッシュのブラックBOX」=「コンピューター」が、このモデルには付いてない。 良くできた「インフォ・・パネル」ではあるが、診断ランプの誤作動点灯などで、 いちいち心痛する必要がないのだ。 「乗る」優先ならベストな選択であることは世界の共通認識であろう それが、理由(証拠に)で「シリーズ1」の時代は、「スパー」よりも、よりパーソナ ル・カーである「スピリット」の方が売れていた。 「シリーズ1」生産台数 80’〜89’ 「スピリット」 :8126台 「スパー」 :6240台 (87’〜89’:2407台) これが、バブル期頂点の「シリーズ2」の時代(90’〜93年)になると、 その生産台数(オーダーされた台数)は逆転する、、 「スピリット2」 :1152台 「スパー2」 :1658台 要は、実質ではなく、高いほうが売れた時代なのだ。 近年再評価が始まりつつある「SZ系」モデルであるが、日本にあるディーラー車は、 ほぼ 89'〜91’モデル、、= バブル。 この間に 3千台ほどのロールス&ベントレーが輸入されてきたが、4ドア・サルーン ・モデルで、「極上」とつく個体など、50台に1台あればよいほうだろう。 あまりに安価になりすぎた流通価格のお陰で、正しい保守・管理がなされた個体など なくなったのだ。 さらに、昨今の異常な円安で、海外への流失が急増。 それは、全モデルに共通することでもあるが、「RR」&「B」は酷い、、かなりの台数 が海外勢に取られている。彼らにしてみれば、2割3割安で買える感覚だから、日本は 宝の山というわけだ。 当社にも海外からの問い合わせは多い、、で、当社、価格は全て「ASK」と表記して いる、、価格を明記すれば、その金額を振り込まれてしまえば輸出するしかない。 つまりは、「海外対策」、高いから「ASK」ではなく、「安い」から「ASK」。 当社は専門店であるから、目先の利益より、日本からRR&Bの個体が減ってしまうの が一番困るのだ。 では、当個体の お話、、 ディーラー車・左ハンドル。 以前弊社で仕上げ・販売させていただいた「シーザー認定号」。 走行:45.300km! 6千キロ台から記録簿が残る、もち、実走。 内外装ともに、超~稀に見る極上個体。 外装:「ホワイト」 ボディサイドには、ゴールド(タン)のコーチラインが2本。 さすが、、このコーチライン、右リア最後の30cm以外、全て新車当時のオリジナルを 残す。*30cmも事故などで塗られたものではなく、クラック発生に伴うものだ。 そう、当個体、クラック発生がしたであろう箇所は、すでにウレタン塗装済み、しかも 、うまい。 だから、クラックなし! 更に前回ご納車前には、フロント廻りにあった細かい飛び石あとなど塗装仕上げ済み。 当個体、トランクのエンブレムを「SPURU」に、 ホイールも「スパーU」のものに交換してある(ステアリングも) エンブレムとステアリングは、どうでも良いが、ホイール交換は正解であろう。 88’本来は、ガン鉄ホイール。スパーUは、アルミ製だ。 さびないし、バネ下加重も、かなり軽くなっている。 内装:「レッド」コノリー オリジナル・コノリー! カラーは、正式名称で「レッド」と洒落てないが、こののち、「セントジェームス・ レッド」などと洒落てくる。 状態の良さは、目を見張るものがある。 現行モデルの「ロールス&ベントレー」は、どちらもドイツ「バイエルン産レザー」 他社メーカーでも決して見ることのできない(現在の6千万円の新車でもね)最上級 レザーだ。 なにせ、世界最高峰だった「コノリー・ブラザー商会」は、とっくの昔(2002年)に 自動車用レザー部門を閉鎖しているから。 今現在の当車輌販売価格は、このシート代金にも満たない。 世界最高のシート、、これに座りたくて、シートだけ買ったら、 いまなら、車本体も付いてくる。 さらに、驚くべきは、 「ウッド」バーウォールナットの状態、、 リペアもしてないのに、、艶々っ! メーターパネルウッド・全ドアレールウッド、センターコンソールウッド、バニティ ミラー、クラックなし。あるのは、右ピクニックテーブル表に3cmほどの2ケ所、 裏に、2本。左は、表クラック無し、裏に、1本、、しかも気になるレベルになし。 いったい、、どんなところに住んでいたら、こんな状態が保てるのだろう?? 少なくても、私よりは、良い環境の場所に住んでいたに違いない。 メーター下のスイッチ類には、いまだに新車時のプラカバーが付いたままだし。 新車時価格は、「スパー」の歴史上でも最も高額だったと思われる :3250万! 無論、その価値は、いまだ変わりない。 それほど、コストが掛かっていたモデルなのだから。 現在の売値は冗談のように安価だが、新車と同じ「満足度」が味わえる。 いや、費用 対 満足度 は安価な分、新車より遥かに上だ。 機関系は、うちが整備すれば、新車より調子よくなるし、、 こんな都合の良い個体は、そうはない。 孫の代まで乗れる ロールス入門車にして、実は「お宝」。 1988年モデルは、お勧めですよ〜 ただし、「シーザー認定号」に限り。 内外装機関ともに最高っ!なんて、個体がそうそう見つかるわけがない。 当社、そんな「お宝」探しを専門とし、365日探しいてるプロを持ってしても だ。 では、「一時預かり人」募集~! この個体も、これから、まだ100年は生きるだろうから、、、 私たちは、所詮「一時預かり人」に過ぎない。 まずは、お写真、怒涛の「168枚」を、ご参考に↓ |